配食サービスは、決まった曜日・時間帯に栄養バランスのとれたお弁当が届けられます。食事の準備も非常に楽になりますし、お弁当の配達を通じて安否確認を行うこともできるため、非常に便利なサービスとなっています。ただし利用する際、気をつけなければならないこともあります。それが、事前の連絡です。特に旅行などで長期間不在にする場合は、必ず業者に連絡するようにしましょう。
配食サービスの目的は、バランスの良い食事を届けることだけではありません。安否確認も目的の1つに含まれています。お弁当を直接利用者に渡すのか、指定されたボックスなどに入れるのかは業者によって異なります。ただしどちらの場合も、対象者がお弁当を受け取っていないことが分かると、関係機関に連絡を取り始めます。例えば前に届けたお弁当がまだそのままの形で残っていた場合、配達員は対象者になにかあったのではないかと考えます。もしかしたら家の中で倒れている可能性もあるのです。そこで配達員は対象者の関係機関や関係者に連絡、対象者が今どこにいるのか探し始めます。場合によっては、家に突入しなければならない可能性もあるからです。
このように、配食サービスは安否確認も大きな目的の1つとなっています。対象者と連絡を取ることができないと、配達業者や関係機関は最悪の事態も想定しなければならなくなります。もし旅行などで長期間不在にする場合は、事前にその期間はお弁当が必要ないことを伝えておく必要があります。もし配食サービスを利用している場合は、必要時に連絡を取ることを忘れないようにしましょう。